« 差し入れ | トップページ | 病院内一人花見 »

2008年4月 3日 (木)

殺し打ち

麻雀放浪記(二)風雲編
P.265より


P.268
「あたい、あんたを口説いてるんじゃないのよ。一緒に暮らしてくれなんていいやしないわ。お互い、ヤミテンよ。あんたはただちょっと、ヤミテンに振り込むだけ。そうすれば風が変わるわ」

P.270

「これが、ヤミテンかい―」


P.272

「―なるほど」私は又呟いた。「俺はヤミテンにふりこんだのかもしれないな」「そうして、風が変わったんでしょ。それならそうと、はっきりいって」
「いや、俺はヤミテンは嫌いさ。リーチをかける。大きい手が好きだからな」
彼女はやっと、感情のこもった声音になってこういった。

「大丈夫なの、そんなこといって。リーチしたらもう手は変えられないのよ」

痺れる。
音読したいね。


|

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)