取れますか?こんな有給。
「また、失恋?」とか言われちゃうの?
あっ、取ってないのね、誰も。
「失恋しちゃった。こんな時、会社休めたらなぁ…」。そんな女性の声を制度化した会社がある。
別の企業はシャレた無料バーを社内に“開店”。優秀な人材を確保、やる気を引き出すため、
ユニークな福利厚生を導入する企業が増えている。
高まる女性支持
失恋休暇を3年前に始めたのは、女性を対象にしたマーケティング会社「ヒメ&カンパニー」(東京)。
「失恋のために業務に従事困難な未婚の社員が申し出たときは、年に1回、休暇を与える」。
労働基準監督署に届けた、れっきとした就業規則(第39条)だ。「女性が喜ぶものを追求する会社としては、
ごく自然なこと。相談した社会保険労務士は驚いてましたけど」。平舘美木社長(38)が笑顔で話す。
「仕事に手がつかなくて失敗するよりはマシ」との発想から生まれ、「影響がより大きくなる」と、
25歳未満が1日、30歳以上は3日の有給休暇が取れる。「柔軟な発想をする会社」の評判を呼び、
女性の支持が増え、採用したいと思える人材が集まった。結果として、「第39条」は社のスタンスを
示す格好のメッセージになった。
同社には「バーゲン半休」(第38条)なるものもある。「初日の朝に良い物を売っているし、掘り出し物を
自慢するのがバーゲンの醍醐味(だいごみ)」で、取得率は高い。ちなみに、失恋休暇は「幸か不幸か、
まだ誰も取ってない」そうだ。
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0801/25/news040.html
俺の先輩に休み、やってくれよ!有給!
「失恋有給」と「ランパブ半休」
7年前か?もっと前か?
先輩と、ある日昼飯を喰いに行ったら、小麦色に焼けた女の子が注文を取りに来た。
俺 「○○さん、タイプなんじゃないの? 可愛いなあ、あの子」
先輩 「ダメなんだ、俺。色白じゃないと」
俺 「なんか珍しいコト言ってるねえ。身体の調子でも悪いの?」
とか言って、メシを喰い終わって、これまた珍しくコーヒー奢るから、つきあえと。
先輩 「実はなあ・・・。」
俺 「ちょっと待って!深刻な話なら、俺聞かないよ」
先輩 「いいから聞け!」
真剣な表情の先輩のもの言いに、聞くしかなかった。括弧内は、俺の心の動き。
先輩が同業他社の人間と、ランジェリーパブに行った(んっ?真剣な話じゃないの?)
そこに、すごく好みのタイプがいた、と。(この人、なんでも「タイプ」って言うからなあ)
何度か通った(俺なんかに内緒で?)
そしたら昨日(毎日?)
彼女は10分くらいしか席にいてくれなかった、指名したのに(人気あるんだ?指名多いんだ?)
席を離れ際に、彼女は言った。「すごく、かわいい子がくるからね」
「そうか、可愛い子か。じゃあ、その子が可愛かったら我慢しよう」と思った、と。
(ほら、なんでもいいんじゃん)
先輩が言うには、「出会い」をドラマチックに盛り上げようと、下を向いていたんだと。
(そりゃ、あんただけが盛り上がってるだけじゃない)
ここで、先輩は唐突に質問してきた。
「ケニアの首都は?」
「ナイロビ」
「さすがだな」
「誰でも知ってますよ」
女の子が来た!「お待たせ〜」
満面の笑みで顔をあげると、ケニアからの留学生、マリアちゃんが下着姿で立っていた。
「ぶっ飛んだぜ!」(もう俺、大爆笑!呼吸困難)
「ケニアって、どこでもライオン歩いてる訳じゃねーんだよ。高層ビルだらけなんだよ」
「知ってたか?」(いや、そういう問題じゃなくて)
「寒い時もあるらしいんだよ」
「マラソンで留学かって聞いたら、建築だって言ってた」
「ケニアの人って、みんなが足速い訳じゃないんだって」(そりゃ、そうでしょ)
「いろいろ、『ケニア豆知識』聞いてたら、3時間くらい経ってたよ」
「今までで、一番長く、その店にいた」(新しい営業スタイル?)
「みんな、ジロジロ見てるのに、彼女、全然指名がかかんなくてさ」
(どうして?かっこいいでしょ?足とかも長くて)
「だけど、考えても見ろよ!神田のランジェリーパブで黒人女性にアフリカ問題について
レクチャー受けてるんだぞ!しかも下着姿の」(面白かったんじゃないの?それに、ランパブ行ってんの、あんただよ?)
「面白かったけど、最初、頭、真っ白だよ。顔あげた瞬間。笑顔のまま、灼熱地獄でミイラだよ」
(意味不明)(それじゃ、店に文句言ったりしたんですか?)
「言わないよ。言えないよ!『差別だ』って言われるだろ?」(言われないよ〜)
「問題はそんなところにあるんじゃねえんだよ!」
先輩が大声を出した。
俺は、あたりをはばかるように小さな声で聞いた。
「じゃあ、どこに問題あるんですか?」
「今日も行こうと思ってるんだよ、彼女に会いに」
「だから、色黒の子、今だめなんだ。リアルブラックじゃないと」
「コーヒーも、アフリカンって注文したろ?」(しらね〜よ!普通にアメリカン、来てんじゃん)
(どっか〜ん)
「俺も連れて行ってくださいよ」(もう、だめ、腹痛い、ひ〜!昼飯喰った後、この話は反則だよ〜)
「まあ、もうちょっと打ち解けてからな」
次の日の朝、どうしてもおかしくて笑いをこらえながら、ではなく、
大爆笑しながら聞いた。
「どうでした?」
先輩は、うつろな眼をして答えた。
「クビになってた」
その日1日、シゴトはま〜ったくしないで窓から外ばかり見ていた先輩は
部長に呼ばれ、懇々と説教をくらっていたが、俺はその姿を見ても、大爆笑が止まらなかった。
さらに、「周辺の似たような店でバイト続けてるんじゃないですか?」とまで言い
少なくとも、3か月、ランパブにマリアを捜して、先輩は彷徨ったのだった。
「オニイサン、どうですか?ランジェリーパブ」
「ケニアの子、いる?」
「はぁ?」
という会話を、繰り返しながら。
<ケニア>暴動終息せず…報復合戦の様相
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080130-00000017-mai-int